オレンジ

お守りの様に君は いつも僕の横で微笑んで
おまじないの様に僕は それを左肩に抱き寄せる
だいぶ陽が浅くなってきた 公園のブランコに腰掛けて
足を放り出す君の眼には いつまで未来(さき)の僕らが見える?

人生と云う名の 坂道を上るその中で
僕らはきっといくつもの キスや涙 重ねてく
いくつになっても その眼と未来を見られるかな
Ah~ オレンジのあの空に 問いかけた 3度目の冬

相も変わらずに君は 僕の不甲斐無さにも眼を閉じて
言葉に不器用な僕は「愛してる」さえ言えず
街と空が重なってくよ 階段で丘の上に登ろう
手をたぐり寄せた君の眼には いつまで未来(さき)の僕らが見える?

人生と云う名の 坂道を上るその中で
僕らはきっといくつもの 嘘や愛しさ 見つけてく
いくつになっても その眼と未来を築けるかな
Ah~ オレンジの横顔に 問いかけた 3度目の冬

いくつになっても その眼と未来を見られるかな
Ah~ オレンジのあの空に 問いかけた 3度目の冬
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