五月雨

前ぶれも無いこの事実に 薄情な五月雨が心を削る
うつむく僕にサエズリも無く 窓ガラスの僕の腕 胸を伝ってく

泪も枯れるそんな僕に 憂鬱な五月雨が心までも枯らす
上手く笑えない鏡の前 ただ君の温もりを思い出してる

平気ならば声が聞きたい もう無理ならば ここで終わろう

五月雨が僕に打ち付ける 思いを断つ様に打ち付ける
「伝えたい事があるんだ」それすら僕は食い止めた

あとどのくらい この僕に 許せない事情が有るかは解らない
息も沈み行く受話器の前 ただ君は明るく振る舞ってくれた

未練などは永遠に捨てたい 今もまだこの胸に響く…

五月雨と共に打ち付ける 二度と戻らない二人の唄
「伝えたい事があるんだ」それすら僕は食い止めた
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