Room201

ぼくは今ベッドで丸くなって つまらないこと考えてる
悪い予感のひとつひとつに 子供みたいにダダをこねて

真夜中すぎ君に会うために もつれた足でぼくはただ走った

君と何を最後に話すのだろう… いろんな言葉が散らかったまま
ときどき冷蔵庫のうなり声が まるで誰かの返事のように響いた
真夜中せまい路地裏をぬけて 走ったぼくは影においこされた

いま君のそばで いま君の近くで
なにがかわってしまったのだろう
いま君のその手は いま君の笑顔は
何を求めているのだろう

明け方に寝るクセがついて 家族中から煙たがられた
いつの間にか朝が訪れると ほんの少し君がはなれた気がした

息が切れるまで走ったけど ほんとはろくに前に進んじゃいない

いま君のそばで いま君の近くで
なにがかわってしまったのだろう
ねぇ君の思いは ねぇぼくのこれからは
どこに向かってゆくのだろう
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