石ころの気持ち

誰かが悲しい気持ち胸に抱いたままで生きたなら
それが雫となり溢れて葉を揺らす
誰かが苦しい言葉どこへも吐けず飲み込んだなら
薄暗い霧となってそこへ浮かぶ

心が消えないようなギリギリのとこで続いたなら
もう少しだけ信じたくなる気もわかる
カラカラ乾いてる人で溢れかえる夜行バスが
薄暗い道を通り抜けて走る

クルクルしてらぁ
心と言葉
苦しいも優しさもごちゃ混ぜだ!
嘘も使え
本当も言え
その後で考えりゃいい

誰かの虚しい夜もつまんない映画で潰せたら
それがせめてもの笑い話にでもなる
どこかへ行きたいような気持ちもいつかは晴れるのかな
東の空、俺はただ目を細める

クルクルしてらぁ
心と言葉
悲しいもイライラもごちゃ混ぜだ!
足を使え
頭回せ
その後はどうしようか

誰かが悲しい気持ち胸に抱いたままで生きたなら
それがいつか外へ飛び出す日を待つ

「うるせえタコが!」

クルクルしてらぁ
心と言葉
軽蔑も生活もごちゃ混ぜだ!
足を使え
頭回せ
手抜きだけ絶対すんじゃねえ
クルクルしてらぁ
心と言葉
寂しいも愛しさもごちゃ混ぜだ!
嘘も使え
本当も言え
その後で考えりゃいい
×