馬…夢ひとつ

緑のターフ 駆け抜ける
お前の姿 眼に滲(にじ)む
雨降る時も 雪の日も
みんなの支え 借りたから
生まれた時は 小さくて
諦めかけた 日も幾度(いくど)
そんな仔馬(こうま)の 瞳の奥に
微(かす)かに燃えてた 夢ひとつ

たてがみ風(かぜ)に なびかせて
人馬一体 ハミを噛(か)む
期待と不安 背負いつつ
力のダート こじ開けろ
あいつのように 飛ぶように
勇気とロマン その雄姿(すがた)
目指すゴールに 流れる涙
負けてなるかと 夢ひとつ

輝くように 見守られ
鍛えてくれた この馬体(からだ)
忘れないよと いななく声は
未来(あした)の幸せ 夢ひとつ
夢ひとつ
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