room

カーテンの隙間から 空 朝焼けても
まだ、まだ、ぼやけているまま
明日の横顔すら見えないのに

閉ざされた 小さな部屋の
片隅で こと切れた ベッドの上
大都会 夜と朝の 隙間にはまってしまった

ありふれた言葉にも
救われそうになる程に
あてもなく あてもなく 揺らぐ目で
光を見た気がした

書きためたメロディーを まだ、捨てられずに
ただ、ただ、誤魔化していた
昨日より今日は多分マシだって

優しさと希望と君を
抱きしめて 眠りたかった ベッドの上
大切なものばかり いつも無くしてしまいそうだ

それでもこの思いだけは
捨てられない
捨てたくない
捨ててしまえば良いのに

ありがとうも好きだよも
涙さえも歌になる
果てもなく 果てもなく
でも、確かに紡いでいく

ありふれた言葉にも
救われたって良いのかな
あてもない あてもない 光にも
夢を見てもいいかな
あてもなく 光を見てもいいかな
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