革命を覚えた日

鳴り止まない声が
聞こえないほどの鼓動が
出来ない僕らだけに聞こえる歓声だ
何もないよ でもそれじゃ居られないよ
ねえ今 何が、何が欲しい

嗚呼、雨がいいな。願っても空は快晴で
ひとりぼっち、いつもの日々を巡ってる
でも冷え性で悴んだ 心が熱く茹っていた
守りたいものはちゃんとそこで滾っている

息を忘れるくらいの
世界が君を待っている

奇跡と呼べよ 僕らの名前を
何度、恐怖が襲ってこようが
生き抜いた現在地
勇気で震えた僕ら、何者でも関係ない
敗北すらも迎え撃ってきた
ずっと覚悟の光は宿っている

結局、優しさなんて痛み止め
そいつじゃ癒えやしないから痛みとハグしよう
傷ついた跡を、滲んだ血を嘆くなよ
限りがある 命って美しい

「もしも」や「きっと」を並べるたびに
嫌ってしまうのは他の誰でもない
自分だ

今だけ その手を翳せよ
孤独に慣れてしまった片割れを
僕が掴むから
たった一度、笑いたい
そのために何度だって泣いてやろう
計画倒れの道を選んできた
なあ 不正解を変えようぜ

眠れない夜に世界の終わり願ってしまっても
ありのままだって愛せなくてもいいよ
足宛いて、足宛いて、足宛いて
重ねた罰点達と今、叫べ

幸せだ。本当に幸せだ。僕は
そう思えなくてもいいんだ
それでもね、信じたい
君が信じてくれた僕のこと
なあ世界よ、待ってろ

奇跡と呼べよ 僕らの名前を
魔法なんかじゃ決して見つからない
出会えた現在地
勇気で震えた僕ら、何者でも関係ない
無限の道から選び抜いてきた
ずっと覚悟の光は照らしている
踏み出すその一歩が答えだ

鳴り止まない声が
聞こえないほどの鼓動が
出来ない僕らだけに聞こえる歓声だ
×