罰点万歳

真っ白に咲き誇ったその顔が
切ないほどに綺麗でさ
憧れてしまった僕らの眼は
臆病色に濁っていた

もういや…いや
視界は灰の不透明
いや…いやでいいじゃんは嫌

ねえ どうしたらいい?
どうしたらいい? どうしてか
正解じゃ物足りないわ
どうしてもね どうしてもね
心の臓の辺りが痒くて、痛い
どうしたらいい?
どうしたらいい? どうしたいの
もがけるだけそれでも上等か
真っ黒に染まって、落ちていこうぜ

青く澄んだ天井が
間違うたびに遠ざかった
未来に目を向けていれば
正しくあれると思っていたでしょう?

後悔の解すら分からないのに
明日を願うなんて傲慢の悪い癖
過去って消えない 変わりやしない
それでも正義を名乗って
不都合なことは捨て去って
ないものねだりするなら
もう罰点でいいや、僕らが答えだ

何処へいこう?
何処までも間違っていこう
そうしなきゃ出会えなかった
この傷も絶望も
僕を僕たらしめる最愛の希望
打ち鳴らせ、鳴り響け
騒音で荘厳な弱っちい鼓動が
世界を今も揺らしている

叫び声のような呼吸、重ねて
その分、生きていくには息苦しくて
でもね 笑えるよ
選ばれない僕らが選んだ世界だ

どうしたらいい?
どうしたらいい? どうしてもね
丸罰じゃ測れないわ
どうしてもね どうしてもね
心の臓の辺りが痒くて、止まない

何処へいこう?
何処までも果てまでいこう
身震いさえ、愛してやろう
この闇も絶望も
僕を僕たらしめる最愛の希望
打ち鳴らせ、鳴り響け
騒音で荘厳な弱っちい鼓動で
灰の空も虹と成して
真っ黒も星空と化す
花吹雪舞う世界が待っている
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