涙の行方

心が優れない日に
君は「大丈夫」ってさ
嘘をついて誤魔化すのに
慣れてるようだった

でも、本当は微かな
風でも心は揺らいで
砂の城のように
崩れかけてるのかなって

もし、このまま君に
暗い夜が来てしまえば
もう二度と君に
触れられない気がしたんだ

君の頬に
消し忘れの涙の痕
頼りないかな 僕じゃ
けど いつでも
きっと いつまでも

君にあげられる優しさくらいは
腐らないようにずっと持っているんだ
愛しい人よ 泣きたくなったら
その涙の行方を僕の親指に
託してくれないかい?
託してくれないかい?

不安を抱えながらも
明日を見ちゃうのはって
話す君のその理由が
「僕」でありたいのです

君が孤独なんてものを
今は感じないように
君の心の手に
触れさせてみてほしいんだ

君が横に
なったらすぐ眠れるように
僕の知らないところで
君が二度と
もう泣かないように

君にあげられる優しさくらいは
腐らないようにずっと持っているんだ
愛しい人よ 泣きたくなったら
その涙の行方を僕の親指に
託してくれないかい?

生きづらい
そう感じる時間もあるだろう
でも、一緒に生きようね
僕は きっと いつまでも

君にあげられる優しさくらいは

君にあげられる優しさくらいはって
思っていたけど違うな きっと これは愛だ
愛しい君よ 泣きたくなったら
その涙の行方を僕の親指に
託してくれないかい?
託してくれないかい?
託してくれないかい?
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