phosphorus

繰り返す「さよなら」はいつだって同じで目を背ける
だけど賢明に在りたいと願う心だけ捨てられない

蘇る淡い記憶 苛立って壊して払い除けた
嘘を鮮明に模って本物より美しい言葉を

いつもいつも変わらず伸ばした手は
触れることもなく影の向こうすり抜けた
遠ざかる光を塗りつぶす夜の筆

交わらない光芒と
ただそこにある狂騒の先へ
虹の端飛び越す千の声
全部繋いで指をかけたんだ
この想い運ぶphosphorus(フォスフォラス)
始まりは煌々と
水底に沈む日々の名前
触れるその手でまた追いかけて

繰り返す「ごめんね」はいつだって同じで爪を立てる
だけど透明で在りたいと願う心だけ捨てられない

蘇る淡い記憶 苛立って壊して払い除けた
嘘で丁寧に着飾って本物より美しい姿を

いつもいつも変わらず伸ばした手は
触れることもなく影の向こうすり抜けた
遠ざかる光を塗りつぶす夜の筆

満ち足りた光芒と
ただそこにある妄想の先へ
虹の端飛び越す千の声
全部繋いで指をかけたんだ
この想い運ぶphosphorus(フォスフォラス)
始まりは煌々と
水底に沈む日々の名前
触れるその手でまた追いかけて

きっとそれが本物だったんだ
ゆらゆらと揺れ動く炎 指に灯して
偽りなんていらない だから日々に届くまで

交わらない光芒と
ただそこにある狂騒の先へ
描き出す夜の夢

満ち足りた光芒と
ただそこにある妄想の先へ
虹の端飛び越す千の声
全部繋いで指をかけたんだ
この想い運ぶphosphorus(フォスフォラス)
始まりは煌々と
水底に沈む日々の名前
触れるその手でまた追いかけて
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