girlfriend feat.山崎ゆかり(空気公団)

足はもつれた。
旅のその途中で転んだ姿を笑う君だ。

夢は砕けた。
夜の真ん中で、俯いた背中を包むのさ。

振り返り、君が手を叩き笑う
定まらない気持ちに名前をつけた。

漕ぎ出して、また戻って、
「いい加減な人だ。」と笑い
君以外は、誰もいない道の上、ふたり転げ回って

振り出し。ね、また戻って、続きは?
「もう良いんじゃない?」だって。
誰もいない道の上、ふたり笑って。

話をしようか。
遠い国の映画の悲しいストーリー、懐かしい歌

鳴らして、揺らして、
夕暮れに痛みを残して、今日は終わる。

笑い飛ばしたら、置いて行く
暗くなって、見えなくなって、
指先に残るものだけが柔らかな朝を迎える。
そうあるように。
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