#111

息を消して 闇の中を
髪をなでる 白い指が
通り雨は 頬を濡らして
この世を 憂いている

愛と 痛みの 足音
誰も 確かめないでしょう

忘れたまま 通り過ぎて
うすら笑う 君の声が
誰に送る 歌の続きを
いまでも 探している

愛と 痛みの 足音
誰も 確かめないでしょう

息を消して 闇の中を
髪をなでる 白い指が
通り雨は 頬を濡らして
この世を 憂いている

愛と 痛みの 足音
誰も 確かめないでしょ
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