セブンカウント

まどろみから目が覚めたら なぜか胸を揺らしていた
思い出せない だけど確かにあったんだ 煌めくような余韻

色づいていく 形にだって まだならないけど
幸運の予感から始めよう

たとえば小さな扉 誰かがノックしているような鼓動を
指折り数え始めていたと 気づいた

(7・6・5・4・3・2・1)

届かせてはみたいけれど 何処へ この手伸ばすんだろう
わからないよ だけど確かにあるって 心は囁いてる

いつかだなんて 思ってたのは もう昨日のこと
今日から繋げていく未来

たとえば小さな星の 光は遠くまで 届くまで 消えない
瞳に出逢えるまでどれくらい かかっても

知らなかった 私の向こうに
知りたかった 輝きは待ってるかな

たとえば小さなオルゴール 巻いていくたびメロディーは
あふれだした

たとえば小さな蕾 ずっと抱きしめてた その色を見つけて
始まる予感が花ひらいていくんだ
まだ出逢ってない夢が また扉叩くから

(7・6・5・4・3・2・1)

まどろみから目が覚めたら 胸を揺らす余韻
煌めいて……
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