夢の彼方

有象無象世界に 飽き飽きしては
真実(こたえ)を待っても 届かないと知っては

裏切られるのは御免だから
信じられるのは君だけだわ

新しい部屋にはもう慣れたかな
その温もりだけは冷めないまま

またどこかへ隠れてしまったわ
その瞳にはどう映ってるんだろうな

土砂降りにあって やるせなくなって
黙って黙って 見透かされちゃうから

この街を見ている 君の背中は今日も強く
大きく見えたんだ

呼吸をするように 願いを吐いては
目移りするほど 魅力的だわ

意味ほど無価値なものはないけど
その言葉一つに嘘などはない

約束の時が近づいては
まだ物語をみていたいから

夜天光が今日も君を照らすだろう
その瞳にはどう映ってるんだろうな

大袈裟じゃなくて 虚勢でもなくて
命をかけて向き合えたことだけが

何もない退屈な日常さえも
この真実も 今は

土砂降りにあって やるせなくなって
黙って黙って 見透かされちゃうから

この街を見ている 君の背中は今日も強く
明日を迎えるような
廻る街の彼方へと
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