夏唄

砂をなぞる指がとても愛しく
寄せる波に溶けた募る思いは
「ありがとう」の文字や「好きだよ」の言葉
だけじゃ足りないほどあふれてく

青空に浮かぶ白い雲が
自由に空を泳ぐように
心のままに ありのままに
君に届けよう

君と描く未来は輝いているから
水平線が眩しすぎるよ
はるか彼方 夢がほら膨らんで
ふわふわ 入道雲
君と重ねるほんの1秒1秒
この瞬間を大切にしよう
当たり前の日々が特別になる
君だから 夏があふれてく

南風になびく麦わら帽子
たまに強く吹いて ゆらめくときも
飛ばされないように 失くさないように
どうか ちゃんと捕まえていてね

ときには優しく ときに強く
寄せては返す波のように
止まることなく 絶えることなく
君に伝えよう

君の背中に強く潮風が吹いて
隣に笑う僕がいるよ
二つ違う歩幅 並ぶ足跡
まっすぐに歩き続けたい

季節が巡ってしまっても
つなぐ手と手 交わす目と目
君がいれば夏ははじまる

君と描く未来は輝いているから
水平線が眩しすぎるよ
はるか彼方 夢がほら膨らんで
ふわふわ 入道雲
君と重ねるほんの1秒1秒
この瞬間を大切にしよう
当たり前の日々が特別になる
君だから 夏があふれてく
君だから 夏があふれてく
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