想套

「もしも、世界が滅びるなら何しようか」って考えてみる
笑っちゃうほど つまらない答えだけど
スタンリーの生前作 君と観てるだろう

誰もいなくなったプールサイド 交差点に流れる血しぶき
あるわけないか 何が言いたいかと言うと
つまりは君と やっぱ なんでもないや

世界中でふたりぼっちになろうとも怖くないんだ
休みの日には風邪をひこうよ

愛しさを忍ばせて ふとした日々を
つみきみたいにそっと 壊さぬように積み上げるよ
音のない会話をすれば 深く繊細な糸を紡ぐように
君の胸の上を泳いでく

白昼夢の中で牙を剥いては あの人の顔を浮かべてた
笑って君が僕の頬をつねるから
そんなのどうでもよくなってしまうのさ

時には卑しげな言葉でお互いを傷つけて
でも朝になれば また笑ってる

自然の猛威が襲っても 銃声響けども
訳などないほどに 君がいるならはにかめるよ
そんな空想繰り返して 暦が痩せても大事にしたいな
枕にこもる残り香もすべて

愛しさを忍ばせて ふとした日々を
つみきみたいに そっと壊さぬように積み上げるよ
音のない会話すれば 深く繊細な糸を紡ぐように
君の胸の上を泳いでく

胸の最深部でいつも君のことを想ってる
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