離愁

落葉が音をたて 並木道に絡まる
見渡せば 冬枯れて寂しげ

コートの襟をたて 冷えた手を重ねたら
物語を結ぶように もう歩き始める

今ふり向けば
優しくよみがえる言葉
これから君だけさなんて
胸をしめつけるわ

でも訪れた
別れの日待つ為二人
愛したと思いたくないの
今はもう 大人同志よ
さようなら 泣いたりしないわ

もうすぐ季節が 変わると告げるように
穏やかな日ざしも 何故かつれなく感じるの

なぜいつまでも
変わらないでなんて言うの?
もう会えないとわかるから
手をさしのべるのね

さあここからは
二人別々歩き出す
たとえ年月流れても
わすれないわ ひたむきな日々
ありがとう 最後の気持よ

なぜいつまでも
変わらないでなんて言うの?
もう会えないとわかるから
手をさしのべるのね

さあここからは
二人別々歩き出す
たとえ年月流れても
わすれないわ ひたむきな日々
ありがとう 最後の気持よ
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