恋のユクエ

三回目の出会いで たぶん間違ったキスをした
きつい恋になるはずだって 私がいちばん知ってた

君に泣き顔を見せない 君に笑顔だけ残したい
恋に落ちてゆく坂道で ふいに振り返るのは何故?

情熱の風の中 どこか遠く 連れてって
少しずつずるくなる この恋が止まらない Is this love?

もう行かなきゃと言いながら 私のすべてを預けてる
ガラクタなキスを集めて 心の岸辺に浮かべた

君の真っ直ぐな弱さを 折れてった夢を守りたい
ひとりの部屋の冷えた風に いつもほっとするのは何故?

優しいね 悲しいね 結ばれて ちぎれてく
そばにいてくれるなら 悲しみはあたたかい

情熱の風の中 どこか遠く 連れてって
少しずつ痛くなる この恋を信じたい

ポラロイドに滲んだ 君のうつむいた横顔
はじまりも終わりもない 恋がふっとあっただけ

どうしてと聞かないで せつないと言わないで
恋は行方知れずに いたずらにここにある
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