Su.

飛び方を知らないから 空を見上げるだけだ
遠のく背中を眺め 飛び立つ準備をする

なりたい形になれずに 翼に傷を付けてた
上手く鳴けない様な 上手く歩けない様だな

どんな風に吹かれ ボロボロになってしまっても
産声上げた日から 僕も君も自由なんだ

悲しみの無い空があるのかを
この目で見なきゃ 証明は出来ない
遥か遠い空を見てる

風向き掴めなくても 向かい続けるだけだ
高鳴る声を尻目に 地面を強く蹴った

例えばその羽がいつか 意味を持たなくなっても
酷く震える時は 君を乗せて飛ぶからさ

何度風に吹かれたって 諦める事はしないから
今雲に届きそうだ 限られた時無くさぬ様に

どんな風に吹かれ ボロボロになってしまっても
産声上げた日から 僕も君も自由なんだ
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