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重なる日々が弧を描いて 強く背中を押していった
負けられない戦いの真ん中へ

熱く走ったこの鼓動で 冷たく広いこの舞台で
光を掴めるか

どんなに震えていても俯かずいられた
皆いるから 声がするから
擦り切れていく呼吸が焼き付いたとしても
高すぎる壁を 壊して、壊して

伸ばした手が 願いが 火花を散らして
ただ一つ 目指す場所を照らすよ
その笑顔も 涙も 追い風になって
限界を置き去るように
不屈の心が 重なる声が
「あと一歩先」 踏み出す力をくれる

大きすぎる歩幅の横 何度地面を蹴っても
届かないんじゃないかと疑った

拝啓、弱虫な僕へ
どうだい、まだやれるんだろ?
光を掴むんだ

どんなに怖くなっても止まらずに居られた
君がいたから 負けたくないから
軋んで音を立てた両足は土を噛む
遠ざかる背中の近くへ、近くへ

進む恐怖を 希望を 残らず燃やして
譲れない温度を上げるよ
その痛みも 重みも 全てが通過点
駆け抜けろ 振り向かなくていい
連なった傷は 絶えぬ祈りは
「もう一歩先」埋まらない差を埋めてく

どれだけ自分を信じても 信じ切れなくって
なあそうだろ いつかの僕
でも声が聞こえたんだ
背中を 心を前に 押し出す叫び

揺れる空気と 走る鼓動
今が煌めいて 過去へと消えていく
その一つを 全てを どうか僕の方へ
もう一歩 限界の先へ

伸ばした手が 願いが 稲妻になって
ただ一つ 望むものを穿つよ
その笑顔も涙も 追い風になって
限界を置き去りにした
不屈の心が 重なる声が
「あと一歩先」 焦がれた距離を
まばゆい光を 掴ませる
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