アオイ☆トキ

誰が知っているのか
青いガラス玉の向こう
見えない 儚なすぎる夢たち
濁った 心で 涙の色

そう 知っていた
青空飛ぶ 鳥が泣くの
愛されては
いないと鳴くのよ

素直な心 少女の心
矛盾の谷間で 萎えてた
自由な空へ 自由な色へ
私が私で あるように

そっと瞳を閉じて
静かな闇の向こう側
あの日と 同じ雨音だけが
ゆっくり 密かに 鳴り響いてる

そう知っていた
谷底に咲く 白い花は
愛されてはいないと 散るのよ

少年たちは夢を追いかけ
少女はあの日を信じて
雨は千切れて 時は流れて
今ここで 終わりを告げていく

素直な心 少女の心
矛盾の谷間で 萎えてた
自由な空へ 自由な色へ
私が私で あるように
×