こんな私に手を差し伸べて
降り止まない雨に
傘をさして守ってくれたね

眠れない夜はいっそ遠くへ行けたらいいのに
写る鏡越しの自分がぼやけて泣いていた
正しく生きるということ
自分に嘘をつくこと
流されるままにそう信じてた
君と出会うまで

無邪気に笑ってる目が眩しくてさ
自分の弱さを知る
閉じ込めた心に耳をすませば
君の声がした

こんな私に手を差し伸べて
降り止まない雨に
傘をさして守ってくれたね
君は迷子の私を導いてくれる光
灰色の空が染まっていく 君の優しさで

外れない鎖に繋がれてる
忘れたい記憶に囚われてる
私にとっての「私」を決めつけて
自分に蓋をしてた
知らず知らず誤魔化した心に
君だけが気づいていた

こんな私に手を差し伸べて
降り止まない雨に
傘をさして守ってくれたね
君は迷子の私を導いてくれる光
傘を閉じて空を見上げた もう怖くない
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