黒い鷲(L`AIGLE NOIR DEDIE A LAURENCE)

いつか忘れたけど ある日 目が覚めると
大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの

雲へ翼広げて 空へまるい輪をかき
羽の音も重く 私の旁(そば) 下りてきたの

鷲の瞳はルビー 二つの翼黒く
王子様のような マントつけて 下りてきたの

肩にとまりながら 頬に頬を寄せて
耳の傍で熱く 喘ぎながら ささやいた

ぼくと帰ろうよ いつも夢を見てた
小さな時のように 星を取りに夜の空へ
ぼくと帰ろうよ 雲に乗って朝は

太陽見に行こうと 誘いかけて くれたけれど
やがて 悲しそうに 鷲は消えた空へ

いつか忘れたけど ある日 目が覚めると
大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの

いつか忘れたけど ある日 目が覚めると
大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの

いつか忘れたけど ある日 下りてきたの
飛んできたの 飛んできたの

いつか忘れたけど ある日 下りてきたの
空が裂けて 飛んできたの
飛んできたの 飛んできたの
空が裂けて 飛んできたの
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