恥ずかしい

片親だった、なんて当然な、
むしろ揃ってる事が幸運なくらいの世代だ
時代とか、流行ではなくて、
何を以て、ほんのこれしきで、
死んでしまいそうなくらいの恋愛とは何だ、

自分が恥ずかしい、弱々しい
こんな気持ちを歌にして、活かすこと自体が
恥ずかしい、永遠などまやかし
とても守れない決まりを作ったぼくたちが恥ずかしい

後に続く言葉が否定系の場合にのみ効力を
持てる言葉 「永遠に、結ばれました」ではなくて、
永遠に開かれることはない
永遠に守られることはない
永遠に許されることはない

永遠に破られることはない
永遠に忘れることはない
それから「永遠に離れることはない」
とでも言うのかな

恥ずかしい、自分が疑わしい
大切にするやり方がわからないだなんてさあ

何があろうと傍を離れずにいたあの人は
どんな決意を胸に、持っていたの?わからない
穏やかな日々を愛し、
波風立てずに過ごす
それだけに価値を見出すこと、できない自分は

恥ずかしい
あなたの胸底に沈んで泥になってしまった
誠実を生き返らすことは
とても難しい

飛び込む勇気あるいは
守り続ける強さどちらも
現状から逃げてあるいは
変化から逃げてるように思えて
なんにもできないでいる自分が
恥ずかしい
永遠はまやかし?
愛だって疑わしい
弱さが恥ずかしい

泥みたいな弱さ
決意がばかばかしい
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