好きのブラックホール

僕が手を繋いでるのは
お別れの時が怖いから
君が笑うと僕も笑うのは
本当の君を知らないから

毎朝おはようって言うのは
僕を覚えてて欲しいから
嫌われるようなことしちゃうのは
本当の君を知りたいから

好きってやつはどうも人をおかしくするね
心臓にブラックホールがあるみたいに
君の優しさも吸い込んでしまって
ネガティブにして吐き出した

可能なら永遠に無限に永久に
これからも恋人でいてくれませんか
不安で不安でしょうがなくなるくらい
君のことがただ好きなんだ

毎晩おやすみって言うのは
僕以外考えないように
君の体に触れたいのは
心には触れられないから

好きってやつが増えて重力に押し潰されて
生まれたブラックホールが
特異点の先で見えた微かな光
本当の僕を見せれたら

幸せってやつはどうしてこんなに痛いの
あなたを思えば思うほど
失ってしまうことを考えちゃうんだ
その時が来ないように強くその手を握った

僕ら悲しい歌よりも幸せな歌の方が
涙が出てきてしまうのは
いつか来るお別れを心に隠しながら触れてるから

それでも永遠に無限に永久に
これからも恋人でいてくれませんか
不安で不安でしょうがなくなるくらい
君のことがただ好きなんだ
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