炎情艶歌

しのび逢う恋 女は咲いて
星に契れば 霜月桜

宵待ち酒に 男は身を溶かし
このまま夢に 酔えればいい

めらめら燃えて 夜空に舞い上がる

あゝ炎の情念 嵐となれ

愛して愛して愛焦がれ

銀河の果てまで男と女

燃えて燃え上がり燃え滾(たぎ)り

命燃やした
炎情艶歌

流恋(はぐれ)た夢に女は乱れ
運命(さだめ)背負った 惑星蛍

浮世の艶(いろ)に 男は真宵(まよ)い濡れ 心残りは 置いて行く

ゆらゆら揺れて 宇宙に乱れ飛ぶ

あゝ現世(うつしよ)の華 吹雪となれ

焦がれて焦がれて恋焦がれ

1000年先まで男と女

惚れて惚れ合って惚れ堕ちて

命かさねた

炎情艶歌

あかあか染めて太陽(ひかり)と生り果てる
あゝ泡沫(うたかた)の恋 燃え盛る

愛して愛して愛焦がれ
銀河の果てまで男と女
結び結ばれて結び合い
命燃やした 炎情艶歌
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