望郷酒がたり

雨が降る夜は こころも湿(しめ)る
ましてひとりで 酒飲む夜(よる)は
どんぶらこ どんぶらこ 酒とどんぶらこ
故郷(こきょう)はなれて 都会の海に
夢を浮かべて 酒とどんぶらこ ハァ~

ヤーレンソーラン ソーラン
ソーラン ソーラン…

やがて港に 雪降る頃よ
届く小包 田舎の匂い
どんぶらこ どんぶらこ 酒とどんぶらこ
詫びるこころに 海風野風
親の情(なさけ)に 涙ひとしずく ハァ~

どんぶらこ どんぶらこ 酒とどんぶらこ
惚れた男を 指折り数え
雨の音聞き 酒とどんぶらこ ハァ~
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