雨恋い

溶けてしまいそうなこの想いを
何て呼ぶのかな
寄り添う傘の下 胸の奥が熱を帯びてく

淡く色付いてゆく世界が
二人を優しく包む

傘を放り出して手招くあなたと
ずぶ濡れになって心のまま躍ろう
映画のようなラストシーンが
きっと迎えてくれるから大丈夫

気づかないようにして
気づかれないようにして
本当は分かってても素直になれない

少し意地っ張りで弱虫な
私に魔法をかけて

今駆け出した飛沫く雨の中
傘は宙を舞って 心のまま叫ぼう
悔いが無いように伝えられたら
きっと応えてくれるから

嵐の中でも 世界の終わりでも
ずっと ずっと あなたといたいんだ
胸の中の想いがやっと言葉になったら
ほら伝えなくちゃ

傘を放り出して手招くあなたと
ずぶ濡れになって心のまま躍ろう
映画のようなラストシーンが
きっと迎えてくれるから
二人なら

溶けてしまいそうなこの想いは
恋と呼ぶんだね
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