岸和田純情

眠れぬ夜更けは どこからか
だんじり囃子が 聴こえてくるよ
あいつは元気かな あの子はどこにいる
俺もぼちぼち やってるよ
夢など叶わぬ ままでいい
六分咲きが 丁度いい
もっともっと もっと咲きたいと
思って生きてる 方がいい

殴られ倒れた 路地裏に
だんじり囃子が 聴こえてたっけ
身体を傷めつけ 心の痛みから
逃げていたんだ あの頃は
あの日があるから 今日がある
一人ぼっちが あつまって
ずっとずっと ずっと一緒だと
つないだ手と手を 忘れない

捨てられた奴は 捨てないさ
愛が何かも 知らぬまま
そっとそっと そっとやさしさを
信じて生きてる 方がいい
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