北の恋酒場

あゝ あのひと あゝ 気になる
ここは馴染みの 北酒場
ちょっと好みの 男(ひと)がいて
今日もなんだか 帰れない
グラスで氷が 溶けだして
外は粉雪 盛り場通り エエエー 灯がゆれる

あゝ あのひと あゝ 気になる
恋の予感の 北酒場
好きと言えない じれったい
言って恥かく こともある
のれんを揺らして 風が吹く
春は遠いし お酒は苦い エエエー 夢はぐれ

あゝ あのひと あゝ 気になる
笑顔あつまる 北酒場
誰も仲間で いいひとで
お故郷(くに)自慢に 花が咲く
ふるさと何処だと 聞かれても
今日はひとりで 呑みたい気分 エエエー 恋酒場
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