どっかの土曜日

午前4時少し寒い風
着なれたカーディガンは
いつかの誰かの
食べきれず残した
昨日の残骸
引き出しに眠る手紙を読む

愛してる
まだ愛してる
消えゆく泡を
そっとすくうよ
あてもなく
ただ歩いてる
まだ愛してる
隠れるように

薄くかかる霧雨は白く
どうしようもない虫の声にひとり
それでもいいと思えたのは
傘がないあなた思い出しているから

すっからかんな身に染みる
泡沫の夢に笑う
全く困ったもんだねと火をつける
滲んだインクに仕まう

愛してる
まだ愛してる
消えゆく泡を
そっとすくうよ
あてもなく
ただ歩いてる
まだ愛してる
隠れるように

どっかの土曜日で会えたら
あのお酒をあけましょう
ひとくち飲めば思い出す

いつかまた会えたら
抱きしめてくれるかしら
思うくらいはいいでしょう

すっからかんな身に染みる
泡沫の夢に笑う
全く困ったもんだねと火をつける
滲んだインクに仕まう

愛してる
まだ愛してる
消えゆく泡を
そっとすくうよ
あてもなく
ただ歩いてる
まだ愛してる
隠れるように
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