昔日の硝子ブルー

古い帽子を携えて歩いたあなたと
ここでまってよう何もかもは洗い流せない
2人の足跡とうにながされても
君の中にいさせて

心の奥で笑いあっている

とけだしたアイスクリームの上に物語が
映し出されているよ
風に揺られたワンピースの
その先には美しく燃える渚

思い出したよ 昨日のことのように
二人の間に何もフィルムなんかいらない

万華鏡のように光かがやいてもう
ころころと姿を変えて

心の奥でささやきあっている

とけだしたアイスクリームの上に物語が映し出されているよ
風に揺られたワンピースのその先には美しく燃える渚

駆け出してはためくシャツに逃げ込んで
ひんやりかさなってゆくよ
赤く熟れた太陽に頬を打たれ
美しく燃えて 泣いた
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