色褪せる

色消して、僕らのすれ違いはもどかしいさ
どこか沈んでしまう
形なくていつも夜になってる
さよなら 僕だけが走り出す

やけになって独り言に擬態したってもうなくなる
見ない名前ももう消えたのに
いない日だって闇になる

僕から見える君の目を 日々のせいにして歪めたよな
それから消える左手を
残すようにして壊されるような

思い出して繰り返していってそこは灰色の世界で
過ぎ去った淡くなったものを必死になって色付ける
また会ってまた去ってその繰り返しの中でも
僕はまだ君を探しきれないよ

ここにある言葉の奥から見つけ出すための僕の歌
ここから始まる多岐路が交わる君とのファクター

僕から見える君の目を 日々のせいにして歪めたよな
それから白く僕だけを
染めるようにしてこびりつくような
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