夜の宝石

夜はかぎりなく かなしい物語を
宝石のように キラリ輝かせているよ
ダーリン

蠢めく人の波 新宿のネオン群がって
虫のようさ 誰も彼も寂しがりばかり
ねぇ ダーリン

どこかの街で今夜も ねぇ君は
不器用に生きているんだろうひとりきり
変わらず あぁ 僕にも上手くはやれないよ
夜の闇 眩しい光 あこがれるだけ

何の為だとか 明日を生きるその訳を
探してた あの頃も間違ってないよね
ねぇ ダーリン

どこかで偶然会えたら
また君の途方ない未来語ってね
馬鹿だと あぁ 笑われるほどの情熱
今でも 覚えてる かっこよかったんだよ

かなしい遠い輝き
無数の夜の宝石
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