秋保大滝

男の心が 見えなくなって
女は旅に 涙を捨てる
愛の終わりを わかっていても
さよならだけは 言えなくて…
秋保大滝 響く水音(みずおと)に
ぬくもり恋しく なるばかり

陸奥(みちのく)やさしい 風吹く中で
探しています 別れの理由(わけ)を
夢の後押し していたはずが
重荷になって いたのなら…
秋保大滝 時を戻したい
悔やんでいるのよ いたらなさ

忘れはしないわ 短いけれど
あなたを愛し 尽くした月日
胸に思い出 抱きしめながら
私はひとり 歩き出す…
秋保大滝 煙る水しぶき
明日(あした)を呼ぶよに 虹が立つ
×