Undulation

友達にもらった言葉のナイフを
今日も僕は頭の中で握っている
空高い雲を睨んだ君の
家の近くの水平線がうねっている

願いが願いのまま終わるなんて嫌だな
でも僕はそれを感じながら生きていくんだろう
そんなふうに寝返りをうつ この僕に
藍色の世界が微笑む

あの子がいってた感情の凶器を
今日も僕は忘れられぬまま
走っている
知らないことを知らないままで終わらせる
毎日に抽象的なノイズが問いかける

願いが願いのまま終わるなんて嫌だな
でも僕はそれを感じながら生きていくんだろう
そんなふうに寝返りをうつ この僕に
藍色の世界が僕の背中を強く刺す
×