あげくの果て

結末はただ結末であり
いつも必ず 予想と違った

余計に僕は捕まえたくて
焚きつけられて 姿を追いかけた

挙げ句の果てに 何もありはしないのさ
時間だけ燃やして 灰になり消えた

本当の事を知ったとして
それが誰を救っただろう 謎は解けたのに
僕はわからない

遥か遠くで慟哭の火が
暗闇に散る 助けを乞いながら

西へ東へ あてもなくただ
探したそれは もしや自分なのか

答え 間違い 正解 不正解
真 偽り 正論 邪道 生と死
神のみぞ知ること 嗚呼

挙げ句の果てに 何もありはしないのさ
始める為にも まずは終わらせた

本当の事は知ることができない
不毛とも言えない まだ続く旅路
僕はそれでいい
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