遠州灘

もしも時間が 戻せるならば
めぐり逢いから はじめてみたい
あなた あなた どうして
終(つい)を誓った はずなのに
ひと目千里の 海また海よ
遠州灘に 遠州灘に 雲が飛ぶ

砂に記した 浜辺の文字は
波にさらわれ 無情に消えた
二度と 二度と 添えない
今は他人の 二人です
まるで私の 涙のような
遠州灘に 遠州灘に 雨が降る

忘れられない 忘れはしない
思い出すのは 倖せばかり
あなた あなた 会いたい
声を聞かせて もう一度
ひとり歩けば あと追うように
遠州灘に 遠州灘に 虹の橋
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