恋のわかれ唄

越路(こしじ)の里に舞う風花は
どこかしあわせ 薄い花
あなたと別れた旅路の果ては
耳をすませば瞽女うたが
あゝ……聞こえます

明かりの帯をひきずりながら
闇を流れる 汽車のふえ
あなたを怨めば涙もやせて
飲めぬお酒も欲しくなる
あゝ……未練です

鉛の空につぶされそうな
北の町にも 春は来る
あなたを忘れて今日からひとり
生きてゆきます泣かないわ
あゝ……わかれ唄
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