さらば素晴らしき世界

誰も知らない野良の歌
北風吹けば君恋し
思い出だけが虹のようにあふれてくる
水に浮かべた短いタバコ

いつの間にやらこんなに 酒に呑まれて情けない
肩をすぼえめる赤い鼻の男がひとり
鏡の中で俺をみてる

人生がもう一度あるのならば君にあいたい

だから踊り明かそうよ
やけに滲む月
猫背のままで
さらば素晴らしき世界よ
手巻きの時計が錆びついている

愛されなくとも もう一度だけ声をきかせて

だから踊り明かそうよ
やけに滲む月
猫背のままで
さらば素晴らしき世界よ
手巻きの時計が錆びついている

誰も知らない野良の歌
君もどこかで歌うのか?
街が眠れば鼻をすする音が響く
忘れじの日々 君の声 トレモロで響くよ
人生それはミラーボール
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