ホタル

叱られて 泣き虫とホタル
飛び出した 夏の夜に
コンペイトウの味がした
ここは秘密の場所

口笛吹けば おばけがでるよ
ほら 信じていただろう
目を閉じて

寄り道で 追いかけてホタル
いつまでも帰れなくて
紅く染まるホオズキは
恋をしたのかしら

背くらべしてた ひまわりの下
ねぇ 追いつけるのかなあ
いつの日か

夢見鳥 振り向けばホタル
大きな木の枝に乗り
飛び立つ日を胸に抱き
指折り数えてる

またいつか さようならホタル
照らしてよ 街の中で
今夜 しあわせが舞います
ホタル ホタル ホタル

舞いあがれもっと いつまでも

忘れないずっと ここにいる
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