夏気球

動かない空の下で
君の瞬きが見えた
早くマウンドへ上がろう
かき氷のようないろんな気持ち持って

誰よりも自由に
夢もためらいも
いつか君の背中が
曲がらないように

どこまでも連れて行ってよ
夏気球に乗って

あんなに時間をかけて
分かったのはこれっぽっちさ
ケンカは殴るだけじゃない
たまに君のような奴に恋もしてみるさ

カラフルな気球から
僕が手を振ってる
行き先 それからも
分からないままで

どこまでも連れて行ってよ
夏気球に乗って

まわりまわる時の中で
何もまともに見えない
負けて泣いて立ち直る
君の速さについて行こう、なんて

どこまでも連れて行ってよ
夏気球に乗って

どこまでも連れて行ってよ
夏気球に乗って
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