ルール・オブ・ザ・ワールド

波に揺られて 爪先が震える
通り過ぎてく 船を見つめるだけ
人魚のように 言葉を失って
赤い唇 凍えてしまいそう

花開く前の悲しみのつぼみを摘み取ってしまう
弱虫な私を冷たく見捨ててよ
ルール・オブ・ザ・ワールド ルールなんかいらない

海の底には 静けさがあるだけ
心配ないわ 涙も流れない
シャボンのように 淋しさの記憶は
水面に浮かぶ 幻になったの

星屑のような七色の痛みを投げ出してしまう
わがままな私をどうして助けるの
ルール・オブ・ザ・ワールド ルールなんかやめて

貝殻のように儚いメロディーを
心の中に閉じ込めてしまうの

花開く前の悲しみのつぼみを摘み取ってしまう
弱虫な私を冷たく見捨ててよ
ルール・オブ・ザ・ワールド

星屑のような七色の痛みを投げ出してしまう
わがままな私をどうして助けるの
ルール・オブ・ザ・ワールド ルールなんかやめて

美しい花びら 砂浜を染めていく 春色の血
弱虫な私に優しい約束はやめて
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