宝石の生まれるとき

心にいつしか咲いた結晶
小さなジオードみたい
誰かを想うと育っていく
このまま満ちれば 見つかってしまう
だけど 嘘つきにはなりきれない
本当は一番に君に見つけてほしい

言葉以上に その美しさは 細やかな太陽の光のように
色めく日々を優しく湛えてくれる
きっと宝石は こうして生まれてる

色めく時間を知る前には
どうしてすごしたかな
自然に交わした遣り取りさえ あきれるくらいにぎこちなくて

なんでもない風に ジョークにして
その笑顔反射するルース 眺めていたい

生まれた石を空にこぼしたら 寒空に瞬いた一等星
夜を照らして 途端に世界を宝石箱に変えてしまった
閉じ込められていた光たちが騒いでいる
気づく前にはもう戻れない
君の胸にもいつか宝石が咲くかな

言葉以上に その美しさは 細やかな太陽の光のように
色めく日々を優しく湛えてくれる
きっと宝石は 絶えずに生まれてる
jewel in the crown
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