c-love-r ~しろつめくさ~

午後が銀に波うつ 丘陵をすべれば
頬をなでる水無月の
風にほほえんだふうな 君のまぼろし
いつか僕らは走るのを やめるその日が来るだろう
何時か君との約束が 羽根を持って飛びあがる

そして明日へ そして明日へ
明日の果てから君の処へ
そう陽射しのよに そう唄のように
玻璃の空の深みで 雲が千切れて
原を交差する風が ぎらっとひかっては
ほら緑を萌やす

きっと君はひとりきりで
泣いたりもしたんだろう
こんな日は僕のこころも
風を待って舞いあがる

そして明日へ そして明日へ
明日の果てから君の処へ
そう林を越え そう森を抜け
ずっと遠くへずっと遠くへ
ずっと遠くへ君のところへ
そう陽射しのよに
そう唄のように
何度も何度も
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