Still Love

茜の空揺れる景色
冬の始まり告げるように
空になった部屋にそっと
ため息が白く滲む

小さな我が儘さえ
叶えたいと思った“君だから”
時計の針巻き戻して
涙の意味確かめたい

恋の終わり告げた秋 雨の空
二人の記憶抱きしめて
もう戻れないとわかっていても
冬を拒む思い
Still love… 最後まで君は美しく笑う
醒めない夢が 切ない

同じ景色 同じ願い
ただ信じられたあの時は
蒼いままの蕾だった
君の孤独知るまでは

「あなたは優しいから…」
寂しそうに笑った横顔が
胸の奥に抜けない棘
思い出は綺麗なままで

何が正解だったのか分からずに
二人の傷跡残して
色褪せないまま君への想い
眠る場所を探す
Still love… 届かない距離が終わり告げてゆく
わかってるのに 切ない

飾らないままいれたら…
君の全部受け止められたら…
あの日のサヨナラが今も 忘れられないままずっと

恋の終わり告げた秋 雨の空
静かに痛み溶かしてく
もう戻れないとわかっていても
冬を拒む思い
Still love… 最後まで君は美しく笑う
醒めない夢が 愛しい
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