花らんぷ

男ひとりが 住んでる部屋に
何のかざりも ないさ
酒とグラスと 読みかけの
小説があるだけさ
そぐわぬものは かべかけの花らんぷ
うすむらさきに ぽつねんと点るのさ
おまえからの贈りもの 見るたびに胸いたむ
どこでどうしているんだろ もう一度逢いたいよ

こんな部屋でも 半年あまり
夢があふれて いたよ
あすと言う日を 信じたい
そんな気になってたよ
別れのわけは 何もかもおれのせい
おまえの愛に とまどっていたんだよ
今ならば正直に 何もかも話せるよ
もしも一人でいるのなら もう一度逢いたいよ

そぐわぬものは かべかけの花らんぷ
うすむらさきに ぽつねんと点るのさ
おまえからの贈りもの 見るたびに胸いたむ
どこでどうしているんだろ もう一度逢いたいよ
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