あの日のSecret Base

鉄橋の下にいつも
僕たちは集まっていた
何かあるとここまで来て
語り合って答えを探したんだ
あの青春はSecret Base

殴り合ったら分かり合える
そんな単純な生き方だった
頭の上を 電車がゴーゴー走って
言いたいことは 全部吐き出せた
近くの川はキラキラしてて
どんな悩みも流してくれた
恥ずかしいほど大きな夢も
叶う気がしたよ

いつの間にスーツ着て
アスファルト 歩いてる
僕たちは変わったか?
大人には(大人には)
なりたくない 今も…

故郷(ふるさと)の県境を
風の電車が走ってる
生まれた街 出て行くには
そう何か捨てなくちゃ
鉄橋を見上げた時
隙間から見える太陽
どんな時も眩(まぶ)しかった
青い空は何を言いたかったのか?
瞼(まぶた)閉じればSecret Base

ずっとこのまま続くような
永遠の風 吹いていたんだ
時折 急に みんな黙ってしまった
気まずい空気 覚えているよ
本当はきっと 気づいてたんだろう
この場所にもう いられないこと
片道切符 1人で買った
僕を許してよ

連絡を取ってない
お互いのその事情
僕たちは目指してる
まだ夢に(まだ夢に)
届いてない 今も…

木洩れ陽のトンネル抜け
青い電車が走ってる
遠い都会(まち)で探してたもの
見つかると言い張るのか?
鉄橋を渡って行く
懐かしい車輪の音よ
バツの悪いその別れに
何を思い送り出したのだろう?
胸のどこかにSecret Base

夕焼けに染まるあの日の鉄橋が
思い出と現実を繋ぐよ
あいつらに会いたくなった
そろそろ帰ろう

故郷(ふるさと)の県境を
風の電車が走ってる
生まれた街 出て行くには
そう何か捨てなくちゃ
鉄橋を見上げた時
隙間から見える太陽
どんな時も眩(まぶ)しかった
青い空は何を言いたかったのか?
瞼(まぶた)閉じればSecret Base
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