君に恋を、心に夏を

夏祭りの日 靴擦れをした
君を駅まで背負ってゆく
心臓の音が聴こえないように
この時間(とき)よ続け

そう、、、恋は燃え上がるほど
すぐに消えてゆくものだとしても、、、
君がいないと花火は音も色もない

君に恋を、心に夏を
ずっと感じていたいから
キスをするよりも抱きしめたい
今日が灼熱だから

喧嘩をした日 賑わう街
沈黙のまま歩いてゆく
いつもの道のたった数分が
何時間にもなる

そう、、、砂に刻んだ想い出も
いつか波にさらわれて
振り返っても消えてゆくものと
気付いていたから

君に嘘を、心に恋を
いつも隠してしまう
言葉で確かめ合うより大好きでいい
今は未熟なままで

カタチにこだわっても壊れるものはある
答えを探すよりも 自分を探すよ

『またね』って笑顔が切なくて
まだ帰したくなくて
あの日、君に出逢わなければ
どんな僕がいただたろう

君に恋を、心に夏を
ずっと感じているから
キスをするよりも抱きしめたい
今日が灼熱だから

君をもう離さない
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