ユートピア

雨上がりの光る街 急ぐ大通り
道行く人あふれてる 煌めく5月
夢もなく生きてるの?と人は嗤うけど
“なりたいもの”より“やりたいこと”があるんだ

人は いつか 星になるよ
だから 今を 感じたい
ただそれだけ

どこに辿り着けるのか 分からないままに
今日を垂れ流すのは もうやめにしたいよ
誰に気づかれなくても
何ができなくても
これだけはと思えるもの
見つけたいんだ

いつか責任という重り架せられて
泥をかぶるのが僕の役目になった

輝く理想 描いたあの日
僕のなかには“何か”がたぎってたんだ
そうだ

辿り着けるのかなんて分からなくてもいい
そこに向かう君との輝跡が愛しいの
どんなに価値あるものが僕を手招いても
そこに君が居なければ 意味がないのさ

「消えたい」ってのは「見てよ」ってこと
僕は決して君の手を離さないよ

必ず辿り着くんだ
君を連れて行くよ
ディスられても構わない
僕を貫くよ

99人が僕を馬鹿にしたとしても
君の一歩を踏み出す勇気になればいい
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